2026/06/02 09:39
夏が近づき、太陽が高く昇る季節になってきました。日焼けや熱中症には気をつけている人も多いと思いますが、「強い光そのもの」が原因で頭痛やめまいを引き起こすことがあることをご存知でしょうか?
◆ 太陽の光が引き金になる頭痛とは?
降り注ぐ強い日差しは、頭痛やめまいの原因になることがあります。中には、光を浴びた“そのとき”ではなく、数時間経ってから痛みが現れるケースもあるといいます。
特に注意が必要なのが「片頭痛」
気圧や温度、音、光などの刺激が引き金となって発症するのが片頭痛。太陽から降り注ぐ強い光もそのひとつです。
片頭痛を持つ人の中には、晴れた日の屋外に出ただけで発症する人もいるほど。
症状は、ズキンズキンと脈打つような痛みが片側、もしくは両側に現れ、吐き気を伴うこともあります。
◆ 体験談:日光が怖かった子ども時代
私自身、5歳ごろまで「日光がまぶしいだけで、くらくらして立っていられない」という体質でした。まぶしさで目が開けられず、気分が悪くなってしまうので、いつしか外に出て遊ぶという気持ちにもならなくなりました。
そんな中「外で遊んだほうが健康にいい」と言われてもどうしようもありません。説明しても理解されず、もどかしく悲しかった記憶があります。
小学生以降は健康食品の利用などから体質が変わり、炎天下の中でも野球部で活動できるようになりましたが熱中症には人一倍なりやすく、強い光に対する苦手意識は今もあります。
このように、「光がつらい」という感覚は目に見えにくいため、周囲の理解を得づらいものです。けれど、決して“気のせい”ではありません。
◆ どんな症状に注意すべきか
強い光により現れる可能性のある症状は以下のとおり。
・頭の片側、または両側のズキズキする痛み ・吐き気や嘔吐
・目の奥が痛む、まぶしくて目を開けられない ・クラクラする、立ちくらみ
・一時的に視界がチカチカする(閃輝暗点)
これらの症状が現れた場合は、できるだけ早めに屋内へ避難し、安静にすることが第一です。冷たいタオルで首元を冷やす、暗い部屋で横になるといった対応が有効です。
◆ 病院に行くなら何科?
症状が繰り返す場合は、「脳神経内科」「脳神経外科」「内科」が選択肢。特に「頭痛外来」を設置しているクリニックを探してみるのはおすすめです。
めまいが主な症状の場合は「耳鼻科」や「脳神経内科」、そしてそういった医療機関に設置されていることがある「めまい外来」も適しています。
自己判断で済ませず、まずは医師に相談してみましょう!
◆ 実はこんな光にも注意!
強い光といえば太陽を思い浮かべますが、注意すべきはそれだけではありません。
・アスファルトや砂浜、白線の「照り返し」
・海や湖、プールの「水面の反射光」
・白い壁やコンクリートの「拡散反射」
・オフィスや電車内の「LED照明」
これらの光も目にとって大きな負担となる場合があるため、サングラスや帽子、日傘などの遮光対策が有効です。

◆ 2026年の夏、暑さはどうなる?
日本気象協会の予測によると、2026年は全国の延べ7〜14地点で40℃以上の「酷暑日」が観測される見込みです。日差しも強く、熱中症や日焼け対策とあわせて「光による頭痛・めまい対策」もぜひ意識してみてください。
◆ 最後に:同じ悩みを抱える人へ
強い光による頭痛やめまいは、体質によって感じ方もさまざまです。
「まぶしいだけで頭が痛くなる」「外に出ると気分が悪い」そんな声が周囲に届かないときもあるかもしれません。
でも、あなたのつらさには名前があり、ちゃんと医学的な原因があります。
無理せず、体と相談しながら過ごしていきましょう。
この夏、皆さんが少しでも快適に過ごせますように!
