2026/03/11 17:16

今日は3月11日。
この日が近づくと、改めて災害への備えについて考える方も多いのではないでしょうか。

実は今年(2026年1月6日)、島根県東部でも震度5強の地震がありました。
私たちも仕事中でしたが、正月明け早々の揺れ、そして25年ぶりの震度5の記録ということもあり、とても驚きました。そのとき改めて感じたのが、

「災害時の備えは本当に足りているだろうか?」

ということでした。
特に見落とされがちなのが、避難生活での栄養の問題です。
 

■ 災害時の避難生活で不足しやすい栄養

東日本大震災の避難所の食事状況を調査した研究では、
被災直後の食事には大きな栄養の偏りが見られたと報告されています。

調査では、震災後約3か月までの避難生活の中で、不足しやすい栄養素が明らかになりました。
特に初期の避難生活では、熱量やたんぱく質は徐々に回復していくものの、
ビタミンB群やビタミンCは不足が続きやすい
という結果が示されています。
実際、震災後1か月ほどの段階でもビタミンB1/B2やビタミンCは推奨量の30~40%程度にとどまる場合もあったと報告されています。

理由はとてもシンプルです。
避難所では、
・おにぎり
・パン
・カップ麺
・保存食
など、エネルギー中心の食品が配布されることが多いからです。

これは決して悪いことではありません。
まずは「お腹を満たすこと」が最優先だからです。
ただ、その状態が長く続くと、
ビタミンやミネラルの不足が起こりやすくなると言われています。

■ 避難生活で起こりやすい体の不調

栄養の偏りは、体調にも影響することがあります。
災害時には
・疲労感
・体力低下
・便秘
・口内炎
・風邪をひきやすい
といった体調変化が見られることがあると言われています。
さらに理学療法士の立場から見ると、避難生活では次のような状況も重なります。
・運動量の低下
・睡眠の質の低下
・ストレスの増加
 これらが重なることで、体力の回復が遅れやすい環境になってしまいます。
高齢者の場合、筋力低下や体力低下が進むと、いわゆる“災害関連の健康問題”につながることもあります。

■ 医療現場でも注目される「サプリメント備蓄」

最近では、災害時の備蓄として
・ビタミンサプリメント
を用意することも紹介されるようになっています。
NHK防災でも、非常用持ち出し袋の中に
「食料+サプリメント」
を入れているという紹介がされています。

NHK │ 非常用持ち出し袋 地震や水害で避難する際に あなたや家族、ペットに必要なものは?
https://news.web.nhk/newsweb/na/nc-58cf1db6-d0c1-4fd2-93d3-99650cdc88f6

また、能登半島地震の被災地に派遣された医師への取材でも、
「避難所生活ではビタミン不足になりやすいため、備蓄としてビタミンサプリを用意するのも一つの方法」
と紹介されています。

TBS │ ”備蓄品にはビタミンのサプリも加えて" 災害時の避難所生活に潜む 健康リスク 能登半島地震 被災地派遣の医師に聞く
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1047312

もちろん、サプリメントは医薬品ではありません。
あくまで栄養補給を補助する食品です。
それでも、食事が偏りやすい状況や野菜や果物が不足しやすい環境では、栄養の補助として役立つ可能性があると言われています。

■ 成長期の子どもは特に栄養不足に注意

震災の栄養調査では、もう一つ重要な指摘があります。
それは、子どもへの栄養配慮が遅れがちだったという点です。
特に不足が問題になったのが「鉄分」と「カルシウム」でした。
成長期の子どもは、
・骨の発達
・血液の形成
・体力づくり
などのために、栄養がとても重要な時期です。
そのため最近では、子ども用の栄養補助食品を備蓄する家庭も少しずつ増えてきています。

■ 理学療法士の視点:災害時は「体力の維持」が大切

避難生活では、意外なほど体力が落ちやすくなります。
理由は、
・運動量の減少
・食事の偏り
・睡眠不足
・ストレス
が重なるからです。
理学療法士として感じるのは、体力を維持するには「栄養」と「体を動かすこと」がセットということです。
そのため、
・食事で栄養を補う
・足りない部分は補助食品を使う
・できる範囲で体を動かす
というバランスが大切だと考えられます。

 ■ これからの災害備蓄は「栄養の視点」も

災害備蓄というと、「水」「非常食」「ライト」「電池」
といったものを思い浮かべる方が多いと思います。
もちろんそれらはとても大切です。
しかしこれからはもう一つ、「栄養の備え」という視点も考えてみてはいかがでしょうか。
例えば、
・ビタミンサプリメント
・栄養補助食品
・ミネラルを含む食品
などを、非常用持ち出し袋に入れておくのも一つの方法です。
災害はいつ起こるかわかりません。
だからこそ、日常の延長線にある備えを少しずつ整えておきたいですね。
 
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