2025/08/22 17:05
健康診断の結果をやさしく解説!
~よく見る項目とチェックの目安~
健康診断は早めに気づいて生活を整えるためのものです。
ただ案外、数値の示すものが何だったのか、医師から指導を受けても時間がたつと忘れがちですよね。
そこで今回は、よく聞かれる「健康診断の数値が示すもの」を改めてまとめてみました。
数値が少し外れてもすぐに病気というわけではありませんので、安心して参考にしてくださいね。
✏主なチェック項目と目安
<血圧>
・正常値の目安:上(収縮期)130mmHg未満、下(拡張期)85mmHg未満
(出典:日本高血圧学会「高血圧治療ガイドライン2019」)
→ 高めだと動脈硬化や心臓・脳の病気リスク、低めだと立ちくらみの原因になることも
<コレステロール・中性脂肪(脂質)>
・LDLコレステロール(悪玉):120mg/dL未満
・HDLコレステロール(善玉):40mg/dL以上
・中性脂肪(TG):150mg/dL未満
(出典:日本動脈硬化学会「動脈硬化性疾患予防ガイドライン2017」)
→ 高すぎると動脈硬化リスク、低すぎても栄養不足の可能性
<血糖・HbA1c>
・血糖(空腹時):70~99mg/dL
・HbA1c:4.6~6.2%
(出典:日本糖尿病学会「糖尿病診断基準(2010年改訂)」)
→ 高めが続くと糖尿病リスク、低すぎるとふらつきや疲れの原因に
<肝機能(AST・ALT・γ-GTPなど)>
・AST(GOT):10~40 IU/L
・ALT(GPT):5~45 IU/L
・γ-GTP:男性80未満、女性30未満
(出典:日本人間ドック学会「基準範囲」)
→ 高いと脂肪肝やアルコールの影響、肝臓への負担が考えられる
<腎機能(尿酸・クレアチニン・尿検査)>
・尿酸:男性3.7~7.0 mg/dL、女性2.5~7.0 mg/dL
・クレアチニン:男性0.6~1.1、女性0.4~0.8 mg/dL
(出典:日本腎臓学会「CKD診療ガイドライン2018」)
→ 高めが続くと腎臓に負担がかかる可能性
<血液(貧血や炎症のサイン)>
・ヘモグロビン:男性13.5~17.5 g/dL、女性11.5~15.0 g/dL
・白血球数:3,300~8,600 /μL
(出典:日本人間ドック学会「基準範囲」)
→ 低めなら貧血・免疫力低下、高めなら炎症や感染症の可能性
まとめ
基準値は 学会や厚生労働省など公的機関のガイドライン をもとにしています。
数値はあくまで「一般的な目安」であり、個人差があります。
気になるときは生活習慣を見直し、変化が続く場合は医師に相談をしてみてくださいね!
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