2025/06/24 12:23

「家での食中毒」が増えるのは、まさにこれから

梅雨が明ければすぐに猛暑。そんな時期に増えるのが「家庭内の食中毒」

ニュースでは飲食店やバーベキューの話が多いですが、実際には家庭内の発生件数がもっとも多いと言われています。
特に注意が必要なのは、梅雨〜真夏にかけての高温多湿なこの時期。

今回の記事を読んで、食中毒予防の一助になれば嬉しいです!


家庭のキッチンが菌の温床に?

  • 気温25℃以上

  • 湿度80%以上

この条件下では細菌が爆発的に増殖します。
菌の種類によっては1gあたり数百万個にもなるとも言われています💦

★特に要注意なのがこの2つ★

・ウェルシュ菌:カレーや煮物など、大鍋で常温保存しがちなメニューに多い

・カンピロバクター:生肉・生魚の扱い方で感染する可能性が高い


✅ 今すぐできる!夏の“食中毒対策”3選

基本はその日のうちに!保存するなら「小分け冷凍」

煮物・カレーなど、常温で鍋のまま放置しがちな料理は細菌が最も繁殖しやすい状況に。

  • 鍋の中央は冷えにくく、ウェルシュ菌が残りやすい

  • 一晩常温保存して翌朝火を入れても「死なない菌」もある

Point!⇒⇒ 熱いうちに小分けし、すぐに冷蔵 or 冷凍することで菌の増殖を防げます。


再加熱は“ゆっくり全体加熱”を意識しよう

レンジでチンしても、真ん中が冷たいまま…という経験はありませんか?

  • 電子レンジは「中心が温まりにくい」

  • 表面が熱くても、中は菌が残っている可能性あり

Point!⇒⇒ 薄く広げる・小分けする・鍋でじっくり温めるなど、全体加熱を意識することが大切です。


包丁・トングは“生・加熱”でしっかり分けよう

生肉を切った包丁でそのまま他の料理を…実はこれ、家庭食中毒の大きな原因です。

  • カンピロバクターはごく少量でも感染リスクあり

  • 包丁・まな板・トングなどは必ず“加熱用・生用”で使い分けを!

Point!⇒⇒ 調理後も、洗剤+熱湯やアルコールスプレーなどでしっかり除菌してから次に移りましょう。


「うちは大丈夫」は危険。家族と、自分を守るために

一人暮らしの方も、家族の食事を作る方も。
「まさか家で…」が、いちばん怖いのが食中毒です。

朝のたったひと手間で、体調不良は防げます!
ぜひ今日から、キッチン習慣を見直してみてくださいね✨


◎体調の不安がある方へ

夏バテ?食あたり?
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