2025/06/20 14:47
「涼しいのに、なんだかだるい…」
そう感じる方が増えています。それ、エアコン冷えのサインかもしれません。
「エアコンの温度は調整してるし大丈夫!」
…と思っていませんか?
実は、一人暮らしの方こそ気づかぬうちに体調を崩しがちなんです。
エアコンが効きすぎた状態であっても誰も指摘してくれず、気づいた時には「だるさ」「眠気」「食欲不振」など、夏バテのような状態に。
この時期に見直しておきたいのが、「エアコンとの付き合い方」です。
◆一人暮らしに潜む“冷え”のリスク
エアコンの冷風に長時間さらされることで…
- 血流が悪くなり、だるさ・疲れやすさ
- 内臓の働きが弱まり、食欲不振・便秘
- 自律神経の乱れによる頭痛・気分の落ち込み
特に部屋が狭く冷えやすいワンルームや、在宅時間が長い人は要注意。
「誰かと一緒にいないからこそ、気づきにくい」
それが、一人暮らしの冷房不調の怖さです。
◆今日からできる!冷えすぎ対策3ステップ
① 温度より“風の向き”に注目!
- 設定温度が適切でも、冷風が直接体に当たると負担大。
- エアコンの風は「上向き」や「スイングモード」にして、直接当てないように。
◎ポイント:寝ている間に冷風が当たると、朝のだるさや頭痛につながります。
② 「冷えてきたかも」と感じたらすぐ着る・羽織る
- 一人だからこそ「まぁいいか」で放置しがち。
- 首、お腹、足首を守る小物(カーディガン・ストール・ひざ掛け)を、すぐ取れる場所に置いておきましょう。
◎エアコンは“不調に気づいたとき”ではもう遅いケースがほとんど。先に備えておくことが大切です!
③ 1日1回、温め直す時間を意識して作る
- 「湯船に5分だけ浸かる」「白湯を飲む」など、小さくても“温め習慣”を取り入れる。
- 在宅ワークや自宅作業中心の方は、冷えをリセットする時間を1日1回設けるのがおすすめ。
- 寝る前ストレッチで血行が低下している身体に血流を促す時間を作る。
◆一人だからこそ、“ちょっとした不調”を放置しないで
「少しだるいだけだし…」「たぶん疲れてるだけ」と思っているその体調不良、
実は冷えから来ていることも少なくありません。
ひとりで抱えず、気になったらLINEで気軽に相談してみてください。
あなたの体を守るヒントが、そこにあるかもしれません。
<参考資料>
- 厚生労働省「健康のための室温と生活環境」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000194165.html - 日本気象協会「冷房病(クーラー病)とは?原因と予防方法」
https://www.tenki.jp/suppl/tenkijp_labo/2021/07/15/30563.html - NHK健康ch「クーラーの冷え対策、どうすれば?」
https://www.nhk.or.jp/kenko/atc_20230703.html