2025/04/30 13:53
みなさん、ゴールデンウィークって体調崩しやすいと思いませんか?
「せっかくの連休なのに頭が重い…」「胃の調子が悪い…」なんて投稿、SNSでもちらほら見かけますよね。
この“連休中のなんとなく不調”、実は科学的にも説明がつくかもしれません。
さて、この不調。
原因のひとつが「生活リズムの乱れ」だと考えられています。
▼こんな要因があるかも?
1.起床・就寝時間のズレ
体内時計(サーカディアンリズム)が乱れることで、自律神経やホルモンのバランスが崩れやすくなります。
2.外食・間食の増加
高脂肪・高糖質な食事が続くと、腸内環境が悪化し、倦怠感や肌荒れ、免疫低下につながる可能性があります。
3.運動量の低下
旅行やレジャーはあるものの、意外と歩数が減っていたり、筋肉への刺激が少なくなったりします。
4.日中の強い光刺激と夜のブルーライト
外出と夜更かしのセットで、メラトニン(眠気を誘うホルモン)の分泌が乱れ、睡眠の質が低下しがち。

…では、どうすればいいんでしょう?
まずは一緒にチェックしてみましょう!!

★3個以上当てはまった方へ
生活リズムの乱れが体調に影響しているサインかもしれません。
後半戦に向けて、少しずつ「平常モード」にリズムを戻していきましょう!
▼簡単にできるセルフケア
1.寝る時間と起きる時間を“平日+1時間”以内にする
極端な“寝だめ”はリズムを崩すだけ。なるべく同じ時間に朝日を浴びましょう。
2.夜ごはんは21時までに済ませる
消化のために内臓も働いてしまうので、遅い食事は睡眠の質を下げがち。
3.1日1回、10分だけでも“軽い運動”を入れる
リズムの再構築に、体の“動き”はとても重要です。
4.野菜と水分を意識的にとる
肝臓や腸の負担を減らすだけでも、体調はかなり変わってきます。

こうしたポイントを意識するだけで、「なんか不調」がぐっと減るかもしれません。
5月も元気に楽しむために、今日からちょっとだけ“いつもの生活”を意識してみてくださいね。
<参考資料>
・概日リズム睡眠・覚醒障害(CRSWD)(国立精神・神経医療研究センター)
・食と腸内細菌が織りなす腸内代謝環境の構築と健康への影響(公益社団法人日本生化学会)
・光環境と睡眠(空気調和・衛生工学会)
・食と腸内細菌が織りなす腸内代謝環境の構築と健康への影響(公益社団法人日本生化学会)
・光環境と睡眠(空気調和・衛生工学会)