2024/10/22 11:04

肌寒さを感じる日も出てきて、間もなく11月。
皆さんは冬になると気持ちが落ち込んでくる、ということを経験したことはありますか?

季節性うつと呼ばれる症状の中でも、脳の化学物質「セロトニン」が明らかに減るこの時期はどうしても気持ちが落ちやすいとされています。このセロトニンは気分を高め、不安を減らし、集中力を上げる働きをしています。

なぜ、冬になるとセロトニンの分泌が減るのでしょうか?

ウェザーニュースの記事から抜粋すると…
「セロトニンは、日光を浴びると人の体内で合成されます。秋から冬にかけてセロトニンが減少するのは、日照時間が短くなるからです。」
とのこと。この日照時間はかなり明らかなデータとして出ているようで、日本よりも日照時間が短い北半球高緯度で日照時間が少ない土地は自殺者の割合が高いそうです。(日本でも北日本・日本海側は多め)


ここまで読むと冬が来たらどうしても落ち込みがあるようにも感じますが、原因がある程度はっきりしているので対策も考えられます。
1.朝日をちゃんと浴びる
2.時間を守り規則正しく生活する
3.有酸素運動を取り入れる
4.トリプトファン(セロトニンの材料)が多い食材を摂る

特に4番については上記参考サイトで紹介されており「トリプトファンを多く含む食材は、牛・豚・鶏などの肉類、カツオ・マグロなどの魚類、ヨーグルト・チーズなどの乳製品、豆腐・納豆などの大豆製品です。」とのこと。
意識して摂ってみたいですね!



最後に。うつ病というと落ち込んだり、食欲が無くなったりというのをイメージされる方も多いのですが、実際には過食、過眠、炭水化物渇望などを示すことも多いです。自分は食欲あるし、大丈夫!…ではないので、自分でも他の人でも、変だなと思ったら気にしてみてくださいね。

トリプトファンを含むスピルリナとその栄養バランスについてはこちらの記事をご覧ください。